日本ハム「D2Cプラットフォーム」を立ち上げ

      執筆者:motoe

日本ハム(本社:大阪市北区、社長:畑佳秀)は、新しい食体験・食の価値を提供するD2Cプラットフォーム「Meatful」を立ち上げ、4月上旬より商品の販売、サービスを開始する予定だ。同サービスでは、同社がこれまでに培った食肉・加工各事業の強みを生かしながら、「お肉の新たな可能性を拡げる」をコンセプトに、D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)事業領域へ参入し、より多くの消費者にたんぱく質との新しい出会いを提供するというもの。同社グループは、社会環境やライフスタイルの変化に対応して人々の毎日の幸せな食生活を支えることを目指し、2021年3月「Vision2030」を策定。その中で優先的に解決すべき社会課題として特定した「5つのマテリアリティ」のうちの一つとして「食の多様化と健康への対応」があるという。そこで同社は、食の多様化ニーズに対応するため、新たな可能性を拡げる"食のエンターテインメント"をテーマに、直接的に消費者との接点を持つD2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)で展開し、コロナ禍において、自宅にいながら新しい食体験ができる商品やサービスを提供する。同サービスでは、同社グループの強みである食肉や加工技術を活用し、ワイン専門商社やフレンチレストランシェフとの協働企画、北海道道南の地元ワインやビール工房との連携など、(1)お酒ペアリング(レストランで味わうようなペアリング体験をご自宅でも)、(2)おうちフェス(家族や仲間と一緒に楽しめる手づくり体験キット)、(3)DRY MEATS(スタイリッシュにお肉のおいしさを楽しむ新感覚ジャーキー)、(4)oniku ya base(骨から旨みをじっくり炊きだしたお肉屋ならではのお出汁)、(5)Meets Hokkaido(北海道の地の食材・地元ワインやビール工房等とコラボ)、の5つの領域で商品やサービスを提供。さらに、食の分野に限らない様々な企業・ブランドとのコラボレーションなど、新たな生活スタイルの中で食の時間を一層楽しんでもらうための多様なシーン提案・価値提案を行っていくという。