フジッコ「フレイル予防推進会議」に参画

      執筆者:shirai

フジッコは、2024年7月24日に設立された「フレイル予防推進会議」に参画し、産業界と行政が連携したフレイル予防の普及啓発活動を推進。2024年11月22日 に開催された「第2回フレイル予防推進会議総会・シンポジウム」にて、フレイル予防の普及啓発宣言を発信した。日本は人生100 年時代を迎え、2025年以降は85歳以上の高齢者が急増すると見込まれている。この急速な高齢化に対応するため、地域全体でフレイル予防に取り組む「ポピュレーションアプローチ」が不可欠となる。フレイル予防推進会議は、自治体を中心とした行政部会と、産業界が主導する産業部会で構成され、協力しながら啓発活動を展開している。同社は、昆布製品、豆製品、おかず製品、ヨーグルト製品を中心に、素材、製法、おいしさにこだわり商品づくりをしている。また、企業理念に掲げる「健康創造企業」のもと、「健康」を意識した研究開発や商品開発に日々励んでいる。人生100年時代を迎えた今、フジッコはお客様の健やかなシニアライフを応援するため、フレイルのリスク低減に役立つ商品や、手軽で実践しやすい食事スタイルの提案など、皆さまの健康を食事と情報でサポートできるよう、本活動をはじめとする産官学との連携、研究開発、商品開発、広報活動に取り組んでいる。「フレイル予防推進協議会」サイト:https://www.ihep.jp/frail-yobo/ <研究開発>同社基幹原料の「大豆」の未知のパワーを発見すべく日々研究開発を重ねており、直近のトピックとしては、京都府立医科大学 生体免疫栄養学講座(同社が参画する寄付講座)内藤裕二教授らの研究グループにおいて「豆類」の摂取がフレイルリスクの低下と関連することが明らかにされた。特に男性では、1 日約 60 g 以上の豆類の摂取によりフレイルリスクの有意な低下が見られた。この結果は2024年8月に行われた「日本食品科学工学会第 71 回大会」で発表された。プレスリリース:https://www.fujicco.co.jp/corp/upload/pr_240918.pdf