第62話 須原屋重政が描いた道光庵
蕎人伝 ①北尾重政 1990年91年に起きた湾岸戦争のことをノンフィクションとして某誌に連載している知人がいる。私は「そのような専門的軍事情報をいったいどこから得ているのですか?」と尋ねたことがある。 その人は…
蕎人伝 ①北尾重政 1990年91年に起きた湾岸戦争のことをノンフィクションとして某誌に連載している知人がいる。私は「そのような専門的軍事情報をいったいどこから得ているのですか?」と尋ねたことがある。 その人は…
☆視覚と聴覚 映画『アマルフィ 女神の報酬』の中でSarah Brightman の透き通るようなソプラノに魅せられ、「あの映画をもう一度、見てみたい」と思った人は多いだろう。だからといって、ブライトマン のCD「…
「江戸ソバリエ」誕生(八) ☆アジアで麺が生まれた アジアの代表的な食文化の一つである麺は、どこで誕生したか? この謎に対しては諸説あるが、アジアで生まれたことだけは確かである。 その証拠の一つとして、現在…
わが家では珈琲豆を月に200㌘ぐらい使用しているが、その豆は40年ちかく入谷「キャラバン」の諸岡さんが焙煎したものを使っている。長年続けて愛飲できたのは、職人気質の諸岡さんの、品質のよさと、厭きない美味しさの追求の…
「江戸ソバリエ」誕生(七) ☆京の東福寺 ⇒ 木曾の定勝寺 ⇒ 江戸の常明寺 俳聖芭蕉翁が予言した通り、蕎麦は江戸っ子の大好きな食べ物のひとつになったことは知られる通りである。 しかし、「その蕎麦は、いったいい…
「江戸ソバリエ」誕生(六) ☆俳聖芭蕉翁の予言 私が、江戸ソバリエ認定事業を考え出したきっかけは、俳聖芭蕉翁が言ったと伝えられている台詞との出会いが最初だった。 芭蕉は、嵯峨野の「落柿舎」という去来の別邸で弟子たち…
☆不思議な女優・中谷美紀さん 映画『ゼロの焦点』を観た。中谷美紀、広末涼子、木村多江という魅惑の三女優の競演も見ものであるが、相変わらず中谷美紀さんの演技には迫力があった。 彼女は女優であるが、著書にも『ないも…
お国そば物語 ④ 坂本の蕎麦 江戸蕎麦切りの初見(1614年)資料として知られる『慈性日記』には、江戸にやって来た尊勝院慈性という僧が友人の薬樹院久運と東光院詮長」を誘って常明寺という寺で蕎麦を食べたとある。 「…
「江戸ソバリエ」誕生(五) ☆子規の果物日記 半世紀ちかくも昔のことである。高浜虚子の弟子になり、俳人となった伯母から俳句をすすめられたことがあったが、「俳句は誰でも作れるから面白くない。和歌の方が日本人の心…
「江戸ソバリエ」誕生(四) ☆岡倉と柳の美術運動 美術がきらいではないから、時折その関係の本を見ることがある。岡倉天心、柳宗悦、亀井勝一郎、和辻哲郎の著書はモノの見方、考え方においてずいぶん勉強になった。 なかで…