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第58話 蕎麦の道

「江戸ソバリエ」誕生(七)   ☆京の東福寺 ⇒ 木曾の定勝寺 ⇒ 江戸の常明寺   俳聖芭蕉翁が予言した通り、蕎麦は江戸っ子の大好きな食べ物のひとつになったことは知られる通りである。  しかし、「その蕎麦は、いったいい…

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第57話 「江戸蕎麦」言葉始

「江戸ソバリエ」誕生(六)   ☆俳聖芭蕉翁の予言  私が、江戸ソバリエ認定事業を考え出したきっかけは、俳聖芭蕉翁が言ったと伝えられている台詞との出会いが最初だった。 芭蕉は、嵯峨野の「落柿舎」という去来の別邸で弟子たち…

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第56話 つゆの焦点

   ☆不思議な女優・中谷美紀さん  映画『ゼロの焦点』を観た。中谷美紀、広末涼子、木村多江という魅惑の三女優の競演も見ものであるが、相変わらず中谷美紀さんの演技には迫力があった。  彼女は女優であるが、著書にも『ないも…

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第55話「無常ということ」

お国そば物語 ④ 坂本の蕎麦    江戸蕎麦切りの初見(1614年)資料として知られる『慈性日記』には、江戸にやって来た尊勝院慈性という僧が友人の薬樹院久運と東光院詮長」を誘って常明寺という寺で蕎麦を食べたとある。  「…

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第54話 子規の「舌学ノート」

「江戸ソバリエ」誕生(五)     ☆子規の果物日記   半世紀ちかくも昔のことである。高浜虚子の弟子になり、俳人となった伯母から俳句をすすめられたことがあったが、「俳句は誰でも作れるから面白くない。和歌の方が日本人の心…

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第53話 「江戸ソバリエ」の樹

「江戸ソバリエ」誕生(四)   ☆岡倉と柳の美術運動  美術がきらいではないから、時折その関係の本を見ることがある。岡倉天心、柳宗悦、亀井勝一郎、和辻哲郎の著書はモノの見方、考え方においてずいぶん勉強になった。  なかで…

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第52話 「悠々とお茶を喫す」

  ☆追悼茶会  七月の暑い朝、庭と玄関に水を撒いた。「露地」というしゃれた言葉があるように、水は露に濡れるていどに軽く撒いた。  今日は母が亡くなってから一ケ月余、裏千家の茶道を楽しんできた母のために、仲間の皆さんが追…

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第51話 考える「脳学レポート」

「江戸ソバリエ」誕生(三)   ☆将来の現役世代の学力テスト  7月末に、今年度の小中学生の全国学力テストが発表された。新聞記事の見出しには「論理・記述、依然弱く」と出ていたが、「依然」と表現されているように、現代の子供…