キリンビール「名古屋工場RTD製造ライン新設」発表
執筆者:motoe
キリンビール(社長:布施孝之)は、将来のさらなるRTD商品の販売数量増加に備えて、RTD製造ラインをキリンビール名古屋工場(工場長 石島寿也)に新設することを発表した。今回は、約50億円を投資し調合設備・充填設備を導入。少人数オペレーションを実現するための設備レイアウトと設備仕様を検討し、関連する技術を導入することで生産性の向上を図るとともに、個々の設備、機器のランニングデータ、稼働状況、トラブルの履歴などの情報を収集・蓄積するなどIT通信インフラの整備を行い、品質管理、工程管理、メンテナンスに活用できる環境を整備する。また、将来の増産対応を見据え、更なる製造能力の増強を考慮した設備レイアウトとする予定だ。さらに、名古屋工場にRTD製造拠点を追加することにより、RTD販売量の増加に伴う東西消費地の消費者需要に柔軟に対応できる生産体制を目指したいとしている。2019年5月稼働予定。