キリン取手工場「100%再生可能エネルギー化」導入

      執筆者:shirai

キリンホールディングスのグループ会社である、キリンビールは、キリンビール取手工場で購入する全電力を2023年4月より再生可能エネルギー100%にする。これによりキリンビール取手工場の購入電力由来のGHG排出量はゼロとなる。国内ビール工場では、先行してキリンビール4工場が購入電力を再エネ100%にしていおり、今回の取手工場の導入により、キリンビール全9工場のうち5工場の購入電力が再エネ100%になるとともに、キリンビール全体の使用電力における再エネ比率は43%となる。将来的にはキリングループの事業で使用する全ての電力を再生可能エネルギーに置き換え、早期のRE100達成を目指す。キリングループは、2020年11月にはRE100に加盟し、2040年までに使用電力の再生可能エネルギー100%化を掲げている。「キリングループ環境ビジョン 2050」で「2050年までにバリューチェーン全体のGHG排出量をネットゼロにする」という高い目標を掲げており、2022年にはSBTイニシアチブによるSBTネットゼロの認定を世界の食品企業として初めて取得した。<参考>・キリングループ環境ビジョン2050  https://www.kirinholdings.com/jp/impact/env/mission/