ベターホーム「環境に配慮しているかアンケート調査」

      執筆者:編集部

ベターホームでは一般家庭で食品の買い物や料理する祭にどれだけ環境に配慮しているかインターネットアンケート調査を実施した。調査対象は全国の20~60代、週3回以上自宅で料理する男女520名。2010年5月。要約は次のとおり。

環境に配慮して料理をしている人は全休の約半数。週3回以上、家庭で料理をしている男女のうち、料理をするときに現境を意識していると答えたのは51,2%、TVや新聞、インターネットなどで毎日のように現境問題がとりあげられていることを考えると、環境に配慮して料理をしている人は意外に少ない。環境への危機意識の薄いのがいちばんの問題点。約半数の人が環境に配慮して料理を行っていない理由は何だろうか。突出して多かったのが環境問題に関心がない、意識が薄いからで、41、5%、自分には関係ないことだと思っている人が少なくない。次に多かったのが具休的に何をしたらいいのかわからないで、18、1%、料理を作るのに精一杯で余裕がないという人も7,8%いた。キッチンでのエコができていないのは男性と若者、料理経験の浅い人にもノウハウを広めていくことが重要。現境を配盧して料理を行っていると答えたのは、男性は43,1%、女性は59,2%と女性の方が多い。また、食料品の買いものやキッチンでの行動で、環境にやさしい方法を挙げて実行しているか を尋ねた設問でもほとんどの項目で女性の方が実行率が高かった。年代別に比較すると理境に配慮して料理をしている人は、20代は30,8%と平均値より20,4%少ない。年代を経るにしたがい環境に配盧して料理をしているという人ほど多くなっている。これらは、性別や年代による環境への意識の差だけではなく、料理経験の差も影響していると思われる。男性は女性に比べて、若者は年配の人に比べて料理経験が浅い人が多いので現境に 配慮して料理をするだけの知識がなかったり、余裕がなかったりということがあるだろう。今後、環境にやさしい料理方法の具体的なノウハウを持つ者が、より多くの人に広め、伝えていく必要がある。料理は生活の中で欠かせないことであり、趣昧として楽しむ人も多い。近年、料理をする男性が増えているが年齢や性別に関係なく、自分だけばいいだろうという考えを捨て、皆が環境を意識して行動することが必須である。