第139話 水の料理と火の料理
ある料理番組がNHKテレビで放映されていたが、興味深かったのでついつい見入ってしまった。 内容は、イギリスの料理人ヘストン・ブルメンタール氏が、おいしくない料理の代表格といわれている「機内食」の改善に取組もうとい…
ある料理番組がNHKテレビで放映されていたが、興味深かったのでついつい見入ってしまった。 内容は、イギリスの料理人ヘストン・ブルメンタール氏が、おいしくない料理の代表格といわれている「機内食」の改善に取組もうとい…
食の思想家たち四 、林信篤・人見必大 ☆人見必大(1642-1701) 蕎麦通の必読書のような古典がある。江戸前期の本草学者、食物研究家の人見必大が著した『本朝食鑑』であるが、それには蕎麦のことがこう紹介されている。…
<嗚呼!阪神大震災>(その1) 2011年(平成23年)3月11日・午後2時47分、<東日本大震災>が発生した。マグ二チュード9・0という日本の近代観測史上、最大規模の大地震と大津波である。更にはフクシマ原発事故を誘発す…
食の思想家たち三、貝原益軒 ☆黒田武士 酒は呑め呑め 呑むならば 日本一のこの槍を 呑む取るほどに呑むならば これぞ真の黒田武士♪ 私の20代のころまでの宴席ではけっこう歌われていたが、今は「絶滅危惧歌」といっ…
季蕎麦めぐり(四) 3月16日(新暦)を「蕎麦切の日」と言ってもいいかもしれない。理由は、蕎麦通の方ならお分かりであろう。 『番匠作事日記』とよばれている、木曽の定勝寺で発見された文書の、天正二年三月十六日の条に記…
ある石臼伝承を追って たとえ「怪人物」といわれる人に会っても、たいていは普通の人間であることが多い。ただ熱く必死で生きたため、数奇な人生をおくったということはいえると思う。これから話す西仏坊(1162-1241)…
蕎人伝⑮桂昌院 江戸ソバリエさんたちの中には素晴らしい女性がたくさんいらっしゃる。日ごろよりお世話になっている蕎麦打ち名人や料理研究家、あるいは蕎麦喰地蔵講や石臼の会など各江戸ソバリエの会で活躍しておられる女性たち。…
<海外視察ツアーの思い出>(その8) <ローソン時代>(1996~2006) 「日本食糧新聞・海外視察ツアー」について(その3) 今号は、私の海外視察の中でも、特に思い出深い第19回目と第20回目に当たる最終のツアーに付…
蕎人伝⑮夏目漱石 「奥様、この猫は足の爪の先まで黒うございますから、珍しい福猫でございます」とあんま師が漱石夫人に云ったという。 イギリス留学から帰ってきた漱石は、明治36年に文京区向丘2-20-7に引っ越してきた…
蕎人伝⑭サトウ・ハチロー 「長崎の鐘」という歌がある♪ サトウ・ハチロー(明治36年~昭和48年)の作詩である。「鐘」という音楽的な言葉の響きのせいだろうか、それとも「長崎」がもつ独特の光景のせいだろうか、なぜかこの…