第97話 都鄙の研究Ⅱ
☆「あやめの女」に見るファッションの系譜 明るい藍地に目も醒めるばかりのあやめの大柄模様、それから脱け出た若い女性の肌の清らかな香気、さらにバラ色に染まったような耳のあたりの艶っぽさに女の匂いが漂ってくるような、そ…
☆「あやめの女」に見るファッションの系譜 明るい藍地に目も醒めるばかりのあやめの大柄模様、それから脱け出た若い女性の肌の清らかな香気、さらにバラ色に染まったような耳のあたりの艶っぽさに女の匂いが漂ってくるような、そ…
☆安房高家神社 料理の祖神 ここは安房の千倉町、太平洋の波の音が聞こえる小高い丘、鎮座するのは古式ゆたかな高家神社。祭神は料理祖神の磐鹿六雁命である。 【高家神社の、料理上達御守と全国唯一料理祖神絵馬】 記紀…
<日本フランチャイズチェーン協会活動の思い出>(その5) 「第12回JFA・フランチャイジング・セミナーへの参加」(その3) この「第12回JFA・フランチャイジング・セミナー」は、スケジュール設定が適切で、周到なテキス…
「江戸ソバリエ」誕生(十二) ☆進化する蕎麦 皆さまは<かつ蕎麦>というのをご存知であろうか。もし初耳だったら、「二ノ橋柳亭」の著者神吉拓郎氏が他の著書で神楽坂「翁庵」(創業:明治17年)の<か…
「江戸ソバリエ」誕生(十一) ☆食のバイブル 中国清朝時代の袁枚(1716-97)が書いた『随園食単』と、フランスのブリア–サヴァラン(1755-1826)が書いた『美味礼讃』は多くの食通がよく引き合い…
「江戸ソバリエ」誕生(十) ☆「陶然亭」 「冠木門脇の建仁寺垣」だというから屋根のない門柱に竹垣の店である。しかも垣根の中からは『水滸伝』の挿絵に見かける酒帘のような魚尾形の尾を垂れた細長い小旗に「湯豆腐 ちり鍋…
「葉がつやつやしい青の山葵を、背負い枠一ぱいに負って、山から裸馬を走らせて来る彼女は、緑の朝風だった。」 川端康成の小説『温泉宿』の一節である。若くて野性的な女(お滝)を「緑の朝風」と表現し、山葵の清冽さと重ね合…
蕎人伝⑧与謝蕪村 「蕪村居」という粋な名前の店がある。江戸ソバリエさんが開いた小岩の蕎麦屋である。いつかその店に行った帰り、総武線の駅から見る西の空がオレンジ色に輝いていたことがあった。 「菜の花や 月は東に 日…
<日本フランチャイズ・チェーン協会活動の思い出>(その4) 「第12回JFAフランチャイジング・セミナーへの参加」(その2) セミナーでの第一回目の講義は、ツアー二日目の11月7日、ロスアンゼルスにおいて、米流通経済誌…
「冨士には月見草がよく似合う」。 太宰治の名言に誘われてついつい下手な絵を描いてしまった。 【冨嶽百景☆ほしひかる絵】 そんなとき、幹書房の社長さんから山梨のワインを取材しないかと声をかけていただいた。 …