第420話 「Food=風土」

または、信州の世界 ☆信州蕎麦学 長野県の、蕎麦グループ「信州そばアカデミー」の人たちから、何か話せと依頼されたので、特急「あずさ」で往復してきた。 他の県で、蕎麦の話をするのは難しいが、今日のような信州、あるいはわれわ…

第419話 朝のガレットと黄色い薔薇

北杜市の蕎麦祭りで「蕎麦の話をしませんか」と誘われて、昨夜遅くこのロッジへやって来た。 朝起きると、南アルプスの頂上は霧につつまれていたが、すぐに青々と晴れ渡り、麓の草原が緑に広がった。 食堂へ行くと、美味しそうな匂いが…

第418話 「アフター・ダーク」

~ 「越後十日町小嶋屋 訪問」余談 ~ 旅をするときはできるだけ電車に乗ることにしている。理由は、昼刻、夕刻に乗れば、好きな駅弁が食べられるからということと、もうひとつは本が読めるからである。だからといって、私が読書家と…

第417話 饂飩三本、蕎麦六本

「蕎麦の食べ方」について、テレビ局の撮影に協力することがある。 そんなときには、「昔から、風情よく 口に運ぶに ほどよくは 饂飩三本 蕎麦六本といわれているように、蕎麦六本ぐらいが啜る量としてはちょうどいいんですよ。」な…

第416話 鮎、鮎蓼、鮎蓼切

~ 更科堀井 春の会 ~ 大正の終りか、昭和の初めのころの、仲秋の名月の夜、滝野川(現在の駒込駅付近)の高級蕎麦屋『日月庵 やぶ忠』に上田万年・幸田露伴・久保田万太郎・豊島与志雄・佐藤春夫・獅子文六の文士たちが集り、酒と…

第414話 箸袋コレクション

別館:「嘴から橋まで、箸のお話」 ご承知のように箸食はアジア中心であるが、面白いことに箸文化圏は麺文化圏でもある。 だから、蕎麦麺をあちらこちらと食べ歩いているうちに、箸についてのレポートが書けたので、下記のブログに掲載…

第413話 橋コレクション

別館:「嘴から橋まで、箸のお話」 物を食べる道具の世界の割合は、箸食、フォーク・スプーン・ナイフ食、手食が各々約三分の一ずつらしい。 そのうちの箸食はアジア中心であるが、その箸についてのレポート「嘴から橋まで、箸のお話」…