第979話 小雨の田んぼの懐石料理
江戸料理の「芝浜」の店主海原さんから、愛知の懐石処「末木」に行きませんかとお誘いがありました。海原さんは料理研究に熱心で、よく名店巡りをやっておられ、今回は三代目の松岡昌平氏が上梓された『料理屋の「弁当と仕出し」』を拝…
江戸料理の「芝浜」の店主海原さんから、愛知の懐石処「末木」に行きませんかとお誘いがありました。海原さんは料理研究に熱心で、よく名店巡りをやっておられ、今回は三代目の松岡昌平氏が上梓された『料理屋の「弁当と仕出し」』を拝…
☆郷土小説『塩狩峠』 仕事で北海道東川町に行くことになりましたので、早朝に羽田空港へ向かいました。 便は旭川行ANA4781、7時00分発です。 飛行中畿内では、三浦綾子の『塩狩峠』を読んでいました。 塩狩…
☆シベリア鉄道 ソバリエの小島さんと地下鉄九段下駅で待ち合わせをしました。 江戸(旧寺方)蕎麦研究会のことで打ち合わせをしようということでしたので、中国に勤務していたことのある彼なら、あそこで昼食にしようと九段下で待…
村田沙也加に『街を食べる』という短編があります。 内容は村田らしく怖い話です。 でも、それより私は「街を食べる」という題名に興味をもちました。 五月のある晴れた日、友人のSkさんと千歳烏山の蕎麦店かりべを訪ねまし…
☆「武蔵野」って何処? そもそもが「武蔵野」という「野」の景色になったのは奈良時代以降のことで、それまでは照葉樹林の「森」だったようです。現在でいえば先ほどの黒目川沿いの雑木林よりも、奥多摩の森林よりも、もっと鬱蒼とし…
作家で江戸ソバリエの碧野圭さんが、「菜の花食堂のささやかな事件簿シリーズ」7冊目に「蕎麦と思いやり」を上梓されました。 内容は、登場人物たちが《深大寺蕎麦》と《武蔵野うどん》の味比べのようなことを企画し、その行方は?…
宮澤賢治の『注文の多い料理店』は誰でも知っています。 ミステリー性とユーモア性があり、構成も見事です。 名作なので、ああいうのを書きたいとの憧れのためでしょうか、似た題名の作品が見受けられます。たとえば、『注文の多…
千鳥ヶ淵近くにあるイタリア文化会館で、別府貫一郎(1900-92)の回顧展「別府貫一郎が描いたイタリア」が開かれています。 本日の主役の画家はソバリエの別府明子さんの義父にあたられるというので、仲間の北…