11.3.11 「明日の神話」
JR渋谷駅から井の頭線へ向かう広い連絡通路に、岡本太郎(明治44年~平成8年)が昭和44年に制作した巨大壁画が飾られてある。題名は「明日の神話」という。横30㍍、縦5.5㍍、あまりにも大き過ぎるため絵というよりか、…
JR渋谷駅から井の頭線へ向かう広い連絡通路に、岡本太郎(明治44年~平成8年)が昭和44年に制作した巨大壁画が飾られてある。題名は「明日の神話」という。横30㍍、縦5.5㍍、あまりにも大き過ぎるため絵というよりか、…
久しぶりにゴッホの「ひまわり」を見てきた。 1889年の画だというのに今も生々しい色をしている。そして渦巻くような黄色はまるで炎である。この生命力にあふれる色彩こそが〝ゴッホ〟であるが、ゴッホは生き生きした色彩を…
古書店は普通の本屋さんとはちがう空気の匂いがする。それはタイムスリップした時間の匂いかもしれないと思ったりするが、言い過ぎだろうか。 とある日、神田神保町の古本屋街でロマン・ロランの『ミレー』(岩波文庫)を購入し…
「江戸ソバリエ」誕生(九) 蕎人伝 ⑤酒井抱一 ☆新蕎麦 新蕎麦はいい。どこが良いかと問われれば食感に若さがあるところだろう。 「新蕎麦の かけ札早し 呼子鳥」 これは酒井抱一(1761- 1829)の句で…
一 茶 庵 伝 説 「横浜元町一茶庵」の片倉英統先生とは、『神奈川のうまい蕎麦選』のご相談以来、これまでずいぶん多くの蕎麦屋さんにご一緒させていただいた。何しろ「一茶庵」を創業した片倉康雄のお孫さんである。お蕎麦…
藪 伝 説 老舗の蕎麦屋「藪蕎麦」さんには、ずいぶんお世話になっている。とくに本家の「かんだやぶ」さんには江戸ソバリエのシンポジウムにご登板いただいたのがきっかけとなって、その後は度々の取材に応じていただいたり、神…
☆紀元前の説話 ― 鬼子母神と柘榴 鬼子母神で有名な雑司ヶ谷には江戸時代、藪蕎麦があったという。言い方を変えれば、藪蕎麦発祥の地とも言い伝えられている。 その鬼子母神堂の裏手に時折たずねる蕎麦屋さんがある。一茶庵…
☆カトリーヌ・ド・メディシス 東京という所は楽しい街だ。とある日、歩いているときに「カトリーヌ・ド・メディシス」という洋菓子店を見つけたことは、「蕎麦談義」シリーズの第23話で述べた。 カトリーヌ・ド・メディシス…