第973話 筍は母の味

 宮澤賢治の『注文の多い料理店』は誰でも知っています。  ミステリー性とユーモア性があり、構成も見事です。  名作なので、ああいうのを書きたいとの憧れのためでしょうか、似た題名の作品が見受けられます。たとえば、『注文の多…

第970話 愛の平壌冷麺

以前に一緒に韓国へ行ったことのあるソバリエのAeさんと、Asさんの三人で《冷麺》を食べに行きました。店は千葉・稲毛の「ソルヌン」といいます。  実は、あの旅行で《冷麺》を食べてから、はまってしまい、日本であちこち食べまし…

第967話 握鮨への道

【隅田川 江戸食文化圏 -1 】   小名木川に架る高橋を渡って、深川高橋夜店通りを行くと「やよい寿司」があります。この店では、江戸末期の《握鮨》を再現していると聞いていましたので、訪れました。  拝見しますと、なるほど…

第966話 最古の麺は糯粟麺

ソバリエの知さんと利さんと「上野藪」で昼蕎麦。 三人ともお品書と睨めっこ。私は《牡蠣蕎麦》、美味しい蕎麦でした。 食べ終わってから「お茶でも」ということで、甘味の「みはし」へ。 また三人でお品書きをぐるぐる眺め、《粟善哉…