第965話 汁物こそ和食の命

 たまたまですが、日本料理の会、江戸前料理の会、精進料理の会が連続してありました。    席に着いた私は、頂きながら和食はやはり汁物が主役だなという思いを強くもちました。  無粋な方法ですが、この三つの料理会の御献立を並…

第964話 手前味噌

 ソバリエの北川さんと河邊さんたちが、住宅展示場で毎月、蕎麦打ちや味噌作り教室を開いています。今日は、味噌づくりの日だというので、私も加えてもらいました。といいますのは、1年前に味噌作りを体験して、わが家の味噌汁が美味し…

第962話 日本の第二ステージ

 大阪で、ある団体の蕎麦打ちの試験が行われました。  挑戦者は、蕎麦打ちのみならず、意見発表もしなければなりません。  私は、後者の意見発表の審査員として席に着いていました。  何人かの発表が続いて、A男さんが登板しまし…

第961話 明日の都市力

☆江戸の都市力  江戸蕎麦の謎解きをしていますと、「江戸」という時代そのものを紐解く必要があると思うことがあります。それは多分、物(この場合は「江戸蕎麦」)は時代の産物だからでしょう。  では、江戸時代って何?というとき…

第960話 更科堀井にて

 第31回更科堀井の会は、江戸東京野菜もさることながら、赤城鳥山畜産の牛、鹿児島の大摩桜(鶏)、和良川の泥鰌という各々の食材を活かし切った林幸子流の逸品を楽しんだ秋の会でした。 ☆秋の会 御献立  一、蛤と蕎麦の実餡掛け…

第958話 町の蕎麦屋

☆町の蕎麦屋 江戸料理研究家の福田先生からお電話をいただきました。ごぶさたを詫びながら、話しているなかで「小倉庵」(江戸ソバリエの店)はなかなかいい店だ」という話題になりました。 1)美味しい 2)安い 3)品数が多い。…