第942話 私たちには、これが蕎麦 

~《へぎ蕎麦》文化と小嶋屋 ~  新潟名物の《へぎ蕎麦》でよく知られている小嶋屋は小林三家で営んでいます。小林三家というのは、小林重太郎が大正11年に創業した「小嶋屋総本店}、重太郎の三男小林辰雄が昭和30年に店舗を構え…

第941話 五月の薔薇

☆詩人・大岡信の《桜海老ちらし鮨》  池袋➡元町・中華街行は、特急電車一本で約50分。  元町・中華街駅で下車すると、アメリカ山公園の満開の薔薇が出迎えてくれた。  そこからイングリッシュ ローズ ガーデン…

第940話 竹馬の友の味

 人間の交友関係について、作家の吉本ばななさんがNHK『アカデミア』という番組なかで、「10年たったら誰もいないです。残っている人は本当に仲のいい人で、10年たったら毎日遊んでいた人は、誰も一緒に遊んでないです」とおっし…

第938話 街を食べる

                                              ~ 美味しさの秘密 ~  『月刊日本橋』の社長さんを浅草の「蕎亭大黒屋」というお蕎麦屋さんにご案内しました。  お店に行くには銀…

第937話『今昔芋粥物語』

 作家の大岡玲先生ご夫妻と麻布の更科堀井でお蕎麦を食べる機会があった。  そのときに『今昔物語集』を訳したとのお話をうかがったので、買い求めて読んだ。  その中に『利仁将軍が五位の侍に芋粥をご馳走する話』(平安時代の作)…

第936話 蜜の触味

~ 美味しさの秘密 ~  ここのところ蜂蜜との縁が続いています。  最初は、江戸ソバリエの岩波金太郎氏から、彼の著書『はじめての自然養蜂』をいただいたことでした。  彼は1997年から日本蜜蜂の飼育を始め、2010年には…

第935話 美味しさの秘密

 ソバリエの北川さんや美季さんたちに誘われて、江戸ソバリエ十楚の会の蕎麦会に参加した  蕎麦は十楚の会の会員さんが打ち、料理のほとんどは北川育子さんが準備された。  並んだ料理は、ご覧の通り日本、韓国、中国、タイ、メキシ…