フードボイス記事ニュース

第127話 曲線の和学

☆巻物  少年のころ、忍者マンガが好きだった。  瞼を閉じて印を結び、心の中で真言を唱える。ト、何処からともなく煙が流れてきて、ドロンと忍者はいなくなる。時によって忍者は巻物を口に銜えて消えることもある。いずれも煙の中に…

フードボイス記事ニュース

第126話 「一富士、二鷹、三茄子」

~ 私の初夢 ~  私の生きた時代は、Ⅰ.昭和の戦前、Ⅱ.昭和の戦後、Ⅲ.平成の3つである。もちろん私たちより先の父の世代にもある区切りがあっただろうし、私に続く息子の世代にもそれがあるだろう。そして、この三世代はお互い…

フードボイス記事ニュース

第125話 新・江戸ソバリエ宣言へ

「江戸ソバリエ」誕生(十四)   ☆『ヌードルの文化史』  この秋、ある大きな書店で『ヌードルの文化史』(柏書房)という本を見かけた。著者を見ると、クリストフ・ナイハードとある。「おや。確か、氏とは《かんだやぶそば》でお…

フードボイス記事ニュース

第123話 これが江戸蕎麦

  ☆手打ち蕎麦の話   都電の大塚駅から三業通りを歩いて行くと「小倉庵」という蕎麦屋さんがある。その店で江戸ソバリエの会の一つである「七江会」(代表:吉田道人さん)の忘年会が開かれたが、「大塚に住んでいるから」というこ…

フードボイス記事ニュース

第122話 「蕎麦稲荷」謎解きツアー

☆八百屋お七伝説   森鴎外に『寿阿弥の手紙』という作品がある。  もちろん寿阿弥という人が主人公であるが、その先祖だというお島なる女性も主人公の一人である。そして、そのお島の影にあの八百屋お七と、伝通院住職の祐天上人が…

フードボイス記事ニュース

第121話 千葉在来そば祭

お国そば物語⑨千葉在来   鎌取駅を下りて、江戸ソバリエ会長の脇坂さんの車で「千葉在来そば祭」の会場へ向かった。  「そば祭」は千葉在来普及協議会(会長:大浦明)が昨年から開催している。  「千葉在来」は、千葉市内の土屋…