第849話 伊奈石切場跡訪問

                            ~ 武蔵、蕎麦産業群論 ~  ある年の江戸ソバリエ認定講座の時だった。  受講生からこんな質問を頂いた。「私たち(一般人)が蕎麦粉を購入しようと思ったら、信州へ買い…

第848話 麺を洗うということ

☆蕎麦 『蕎麦のひみつ』の出版の折に、蕎麦打ちの実演を更科堀井の藤田華菜さんにお願いした。その撮影現場では、彼女の蕎麦打ち、茹で、水洗い、全ての過程が恰好良かった。  本が上梓されたころ、大塚の『岩舟』へ蕎麦を食べに行っ…

第847話【第四世代】の蕎麦曼荼羅

 東京から大分の中津へ移住されるという「蕎麦シカモア」の小川さんのお別れ蕎麦会に来ないかと、「一東菴」の吉川さんから誘われた。   そうでなくても、私が【第四世代】と名付けた蕎麦打ち世代の会だ。「行かなければ」とすぐに「…

第846話 今日は私の蕎麦記念日

 「そばの実sora」を主宰するソバリエの小池ともこさんは、蕎麦パンや蕎麦ケーキ類を作って、販売されている。   今日は、鶴瀬のオーガニック・レストラン「3552食堂」にいらっしゃるというから久しぶりに行って、蕎麦パンを…

第844話 江戸蕎麦と刀削麺の長さ

 近所に中華料理店がある。《刀削麺》を看板にしているが、《焼き餃子》も美味しい。いつもジュジューと音を立てながら鉄板餃子が運ばれてくるが、この餃子は皮が美味しい。なのでどんな粉なのかを尋ねようとするが、従業員は中国人ばか…

第841話 命の《かけ蕎麦》

病床からの美味観察  これは、風邪をこじらせて気管支喘息になったある男の病床からの美味観察記である。  喘息というのは、身体を横たえたとたんに発作が出てくることが多い。だから寝られない、眠れない。一晩中、布団の上で起きて…

第840話 そこに、いる。

                                    ~ 演劇ユニット『あやとり』」の第2回公演 ~  神田まつやの小高社長に相談事があったために、林幸子先生と伺った。  用件を済ませたところで、俳優を…