第882話 台所からの革命
☆昨日の台所 江戸初期に日本で最初の外食店が誕生したのは台所の事情によるものだった。 料理するには火と水が必要である。その設備が竈と流し台。これは現代も同様である。このうちの火は自分の意志で熾すことができるから、昔…
☆昨日の台所 江戸初期に日本で最初の外食店が誕生したのは台所の事情によるものだった。 料理するには火と水が必要である。その設備が竈と流し台。これは現代も同様である。このうちの火は自分の意志で熾すことができるから、昔…
~ DNAの研究から ~ NHKで「日本人とは何者か?」という番組をやっていた。 私も拙著『新・みんなの蕎麦文化入門』を「第1章われわれは何処から来たか」から始めていたので、あらためて見てみた。 ☆縄文人∔弥生人∔…
平成六年一月、江戸ソバリエ倶楽部の新年会が日本橋で開かれた。 岸間健貪さん(江戸ソバリエ)の「蕎麦猪口」の話があった後、参加者64名の懇親会となった。 多くのソバリエさんたちとお話しているなかで、「奥」さんが「最近…
味の素食の文化センターの人に誘われて、世界農業遺産のシンポジウムに参加した。 テーマは「未来豊かな食を考えるー里山と海をつなぐ世界農業遺産」。 講演は、佐藤洋一郎先生(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長)、阿部健…
四、江戸の蕎麦猪口のこと 蕎麦汁を入れる器を「蕎麦猪口」という。 この「蕎麦猪口」という字の、「蕎麦」は日本の言葉であり日本の字である。しかし「猪口」の方は朝鮮語のChongqing(鍾甌)の音「チョク」を日本の漢字…
友人の山本三紀先生が講演される「おいしさセミナー」に参加した。 今日の演者は3名、いずれも女性講師だった。 私は、拙著『小説から読み解く和食文化』や『蕎麦春秋』誌に連載中の「そば文学紀行」を通して、現代の食文学分野…
三、日本橋の伊万里屋五郎兵衛のこと 有田皿山の人々の生き方を山本一力は小説『紅けむり』の中でこう述べている。 「皿山は焼物の町である。窯焼から絵付けまで、その分野の技量に秀でた職人が数多く暮らしていた。住民の数はさほ…
~ 味と香りの研究 ~ 友人の三紀さんのお誘いで「水の官能テスト会」に参加した。 着席すると、いつものように用紙に性別と年齢を記すようになっている。 そして多くの水が用意されたが、詳…