第407話 うまい「ほそ川」

私の美味しい蕎麦切の基準は、両国の「ほそ川」である。 それは、「ほそ川」の蕎麦切には蕎麦のもつ〝あまみ〟があるからだろう。 この場合の〝あまみ〟というのは、美味学でいう「甘味・塩味・酸味・旨味・苦味・辛味・渋味」の甘い味…

第406話 美味しいお蕎麦の開発

~ 第17回ソバ研究会より ~ 美味しい食材を求めることは、食業界では当然の課題である。 蕎麦界においても、「美味しい蕎麦切を食べたい」とか、そのために「美味しい蕎麦を育てたい」という願いは、長い間の課題であった。 だか…

第405話 世界の鮨

皇居二重橋前の「楠公レストハウス」というところで、和食文化国民会議のセミナーが時々開催される。 この会場での開催は、阿部総料理長の江戸の膳の復元料理が楽しみだ。これまでも何度も復元された江戸の膳を頂いた。 今日はというと…

第403話 漢字経路:ひらがなけいろ

ある日、ある所に出張した折、ついでに現地の知人と会う約束をしたので、ホテルで待っていた。ロビーには大型テレビが設置してあって、『科捜研』というドラマを放映していた。 あるお笑いコンビが、「最近、変な事件ばかり起きているけ…

第400話 「のし」を付けて贈ろう

~ 伊勢神宮参拝記-2 ~ 蕎麦の中に「寒晒蕎麦」というのがある。江戸時代、信州高遠藩や高島藩の名産で、将軍家への献上品だった。地方には、他にも贈答品とされる名物が昔からたくさんある。 そう思えば、献上品や地方の名物は地…