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第54話 子規の「舌学ノート」

「江戸ソバリエ」誕生(五)     ☆子規の果物日記   半世紀ちかくも昔のことである。高浜虚子の弟子になり、俳人となった伯母から俳句をすすめられたことがあったが、「俳句は誰でも作れるから面白くない。和歌の方が日本人の心…

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第53話 「江戸ソバリエ」の樹

「江戸ソバリエ」誕生(四)   ☆岡倉と柳の美術運動  美術がきらいではないから、時折その関係の本を見ることがある。岡倉天心、柳宗悦、亀井勝一郎、和辻哲郎の著書はモノの見方、考え方においてずいぶん勉強になった。  なかで…

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第52話 「悠々とお茶を喫す」

  ☆追悼茶会  七月の暑い朝、庭と玄関に水を撒いた。「露地」というしゃれた言葉があるように、水は露に濡れるていどに軽く撒いた。  今日は母が亡くなってから一ケ月余、裏千家の茶道を楽しんできた母のために、仲間の皆さんが追…

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第51話 考える「脳学レポート」

「江戸ソバリエ」誕生(三)   ☆将来の現役世代の学力テスト  7月末に、今年度の小中学生の全国学力テストが発表された。新聞記事の見出しには「論理・記述、依然弱く」と出ていたが、「依然」と表現されているように、現代の子供…

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第50話 ある共同体の世話人像

  「江戸ソバリエ」誕生(二)   ☆共感、分かち合い   最近読んだ本のなかで共感したものがある。F・ドゥ・ヴァール著『共感の時代』と、神野直彦著『「分かち合い」の経済学』である。 その粗筋は置くとして、両書のなかで「…