第461話 「ノルウェイの森♪」

江戸蕎麦から東京蕎麦へ 「ここはどこ?」と直子がふと気づいたように訊ねた。 「駒込」と僕は言った。 ・・・・・・・・・・・。 我々は駅の近くのそば屋に入って軽い食事をした。 村上春樹の『ノルウェイの森』の場面である。題名…

第459話 マネージャーとプレイヤー

第5回「武蔵の国の蕎麦打ち名人戦」から 「マネージャーとプレイヤーは違うヨ。」 「第5回武蔵の国の蕎麦打ち名人戦」のお疲れさま会の席であるが、そんなことを言っているOさんの声が耳に入ってきた。 それを聞いて、私は「次の第…

第457話《清張 蕎麦膳》

「武蔵野の水と緑と寺と蕎麦」 これは深大寺地区のキャッチフレーズである。 朝日カルチャーの「蕎麦屋で蕎麦談義」講座も17回目になるが、今回は深大寺の「門前」さんで開いた。 当日はキャッチフレーズにあるように、先ず国宝の深…

第453話《ざる蕎麦》の起源

過日、ある若い人と蕎麦の話をしていたら「どうして《ざる》って言うんですか?」と疑問を投げられたので、「笊に盛られているから《ざる》ですよ」と答えると「ザルって何ですか?」と再び問い返された。私は戸惑いつつ「竹笊のことです…