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第111話 石臼があった!

 ~ 中国麺紀行③ ~    ☆萬里の長城   北京から北東へ230km、車で約3時間、世界遺産で知られる避暑山荘のある承徳市へ向かう。  途中、私たちは萬里の長城の金山嶺に登った。登山口からゴンドラで15分、標高1,0…

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第109話『韃靼漂流記』

~ 中国麺紀行① ~     ☆その1  2010年春のサンフランシスコ行にもご一緒した江戸ソバリエのマダム節子さん(日本橋そばの会主宰)から、「中国の承徳へ蕎麦を食べに行きませんか」とのお誘いをいただいた。BSテレビで…

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第108話 蕎麦、そば、ソバ

「江戸ソバリエ」誕生(十三)   ☆麺の規格   日本には、そーめん、うどん、蕎麦、ラーメンと麺の種類が多く在る。その規格は次のようになっている。チョットお硬い話になるかもしれないが見ていただきたい。   小麦粉製品の乾…

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第107話 匂いの味

  ☆都内のファストフード店にて   あるとき、安さが売り物の全国的居酒屋チェーンで貧しい体験してしまった。  連れの誰かが、サラダを注文した。メニューにはグリーン色で「ヘルシー」と謳ってあった。しかし、運ばれてきたサラ…

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第106話 大人物

  蕎人伝13 池大雅    なぜか近ごろはあまり聞かなくなったが、私の若いころは「大陸的」という言葉をよく耳にしたものだった。本来は、小事にこだわらず度量、気はくが大きい人のことを讃えて言うのだろうが、感覚、感情がのん…

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第105話 典座の教訓

  蕎人伝12 栄西、道元、円爾     「日常茶飯事」という言葉がある。「普通のこと」という意味である。  この普通の「飯(米)」と「茶」とそれを入れる「食器(磁器)」は大陸から渡来したものであるが、そのうちの「米」は…

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第104話 「蕎花秋仆野田風」

  蕎人伝11 廣瀬旭莊    江戸末期の漢詩人・廣瀬旭莊に「阿部野」という漢詩がある。    阿部野   興亡千古泣英雄  虎鬪龍爭夢已空  欲問南朝忠義墓  蕎花秋仆野田風  ( 興亡 千古 英雄を 泣かしめ、虎鬪龍…

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第102話 高嶺ルビー物語

蕎人伝⑩河口慧海と氏原暉男   ☆河口慧海師が見た紅い花   明治32年5月中旬のことだった。日本の黄檗僧・河口慧海はネパール・ムスタン地方のムクティナートを経て、ツァランという寒村に足を踏み入れた。彼は仏典の原初形態を…