第673話 種を播く人

『世界蕎麦文学全集』物語15  だいぶ前にある店で《ガレット》を頂いたとき、「玉子とハムとグリュイエールチーズを使うのが正統派だ」と教えられたことがあった。そのときは「ほ~、そうなのか」と素直に聞いていた。   何年かし…

第672話 蕎麦の花咲く頃

『世界蕎麦文学全集』物語14  中国山東省の「蕎麦むすめ」は海を越えて、朝鮮半島へ渡った。と思えるような小説を20世紀の韓国の作家李孝石が書いている。  それが李の故郷の平昌郡蓬坪を舞台にした小説『蕎麦の花咲く頃』(19…

健康ニュース 11月15日号 ロコモが新段階へ

ロコモティブシンドローム(以下ロコモと書く)と言い、二つの段階でその程度を各自が把握するようにキャンペーンが各地で実施されています。ところが本年9月、日本整形外科学会は、ロコモ度の進行について従来の「1」「2」の2つの段…

第671話 白い妖精♪

『世界蕎麦文学全集』物語13  670話の白居易の詩に続くのが、温庭筠(812?~870?)の《処士盧岵山居》だ。    西溪問樵客   遥識主人家  古樹老連石  急泉清露沙    千峰随雨暗  一径入雲斜  日暮鳥飛…

第670話 乱世です!白居易先生

『世界蕎麦文学全集』物語12  ☆白居易「村夜」   『世界蕎麦文学全集』と題しながら、理屈っぽい話が続いた。そこで今回は、私が世界初の蕎麦文学と位置づけしているものをご紹介しよう。    といっても、蕎麦通の方なら皆さ…

第669話 お蕎麦の食べ方

『世界蕎麦文学全集』物語11  ☆お蕎麦の食べ方  江戸ソバリエは、蕎麦界とくに蕎麦屋さんを応援したいと思っている。蕎麦屋さんを応援するためには蕎麦屋さんに行って、お蕎麦を食べることだ。そして粋にとまではいかなくても、江…

第668話 食の礼儀とマナーから

『世界蕎麦文学全集』物語10  ☆カタカナ文化    蕎麦屋さんなどへ行ったとき、コース料理のときは料理とともに「御献立」が置いてある。また普通のときは一品一品の料理名を書いてある「お品書」が卓の上に置いてあって、客はそ…