第782話 幻の《雉蕎麦》を味わう

 江戸時代までの日本人は、鳥といえば山鳥、水鳥を食べていた。だから江戸の蕎麦屋で《鴨なん》が生まれたのです、と私はあちこちに書いたり、述べたりしています。 もっともその前の時代から東アジアでは雉が最高の鳥肉だったことも、…

第781話 NO WAR

蕎麦パン作り講座から ☆蕎麦パン作り講座    蕎麦パン作り講座に参加しました。    主催は埼玉県麺業組合青年支部、会場は川越の蕎麦店「むさしや」さん。   講師は江戸ソバリエの小池ともこさん(そばの実カフェsora主…

第779話 一東菴の《三角蕎麦》

~ 蕎麦文学紀行-番外編 ~  最近、鶴岡越沢の《三角蕎麦》のことをよく耳にする。   そんなとき、江戸ソバリエの小池ともこさんと齋藤利恵さんから、「一東庵さんに三角蕎麦をお薦めしたら、さっそく購入してもらいましたので、…

第776話 料理とお酒の関係

              ~ 蕎麦文学紀行 番外編 ~   「お飲み物は何になさいますか?」   外食店、とくに居酒屋チェーン店なんかに入ると、必ずこう言われる。   作家の姫野カオルコさんがエッセイ『何が「いただく」…

第775話 合う、ということ

あるいは「月の裏側」の舌学 ~ 新・美味論Ⅲ ~ ☆再びのオリーブオイルの試飲会       小松庵は「蕎麦にオリーブオイル」を供する都内で唯一の蕎麦屋であると思う。    その小松庵銀座店の今日の「森の時間」は小松圭子…