第758話 盟友平林知人君の思い出

 われらが盟友平林知人君が急死して3年目を迎える。彼は手がけた活動が多岐にわたっていたので惜しむ人もかなり多いと思われたが、このコロナ渦では大勢が集まってもらうわけにはいかない。やむなく江戸ソバリエ北京プロジェクトだけで…

第756話《ジビエ・カレー蕎麦》

 東十条の「一東庵」でお蕎麦とカレーの会が催された。  といっても、お馴染みの出汁の効いた蕎麦屋の《カレー蕎麦》ではない。いわゆる《ジビエ・カレー》と日本の蕎麦である。   《カレー》は〝黄色い魔女〟といわれるくらいハマ…

第755話 ある読書感想文

~ Better Living as Human  ~  これまで小説を読むことはあまりなかったが、たまたま縁あって李琴峰さんの『彼岸花の咲く島』を読んでみた。   これまでの小説のなかで最高傑作だと思った。   台湾で…

第752話 蛎殻町の《牡蠣の天麩羅》

☆生牡蠣  「佐賀に行ったら牡蠣を食べたい」。  と、桐野夏生さんが何かのエッセイに書かれていた。   桐野さんの台詞を持ち出したのは、佐賀出身の私が言うと手前味噌になってしまうからだけど、佐賀有明海の牡蠣や蟹はうまい。…

第751話 敦盛蕎麦

   大田区の「美月」という蕎麦屋に《敦盛蕎麦》があると、横浜一茶庵の片倉先生が教えてくれた。  その「美月」は多摩川の矢口の渡の近くにある。路線は池上線蓮沼駅か、多摩川線矢口渡駅下車。自宅から遠いが、それだけ楽しみであ…