第561話 三笠の山にいでし月
722年の詔 奈良へ行ったので、元正天皇の御陵にお詣りしてきた。 蕎麦通を自称するなら、救荒作物として蕎麦栽培を初めて奨励した元正天皇の御陵にお詣りすべきだが、京都・奈良旅行にはいつも連れがいるため「お墓へ行こう」とは…
722年の詔 奈良へ行ったので、元正天皇の御陵にお詣りしてきた。 蕎麦通を自称するなら、救荒作物として蕎麦栽培を初めて奨励した元正天皇の御陵にお詣りすべきだが、京都・奈良旅行にはいつも連れがいるため「お墓へ行こう」とは…
千住葱 奉納の儀より 過日、大きな書店のあるコーナーに『奉納百景』という書籍が並んでいた。新刊だからなのか本は封がしてあって開けなくなっていたが、内容はだいたい想像できた。 私たち江戸ソバリエも、これまで慈眼院澤蔵司稲…
「健康と食について」の講演後に、次のような質問を受けました。 体育部に入り活動をする高校生を持つ母親が「子供がもっとパワーをつけたいと言って、毎日サプリメントとしてプロテインを飲んでいます。もっと食事に重点を置きたいの…
第11回江戸ソバリエ・ルシック特別セミナーより セミナーで「箸」の話をすることになっているその前夜、秋山洋一さんの詩集『雲母橋あたり』を開いてみた。 「何だい、箸と橋でダジャレかよ!」と思われるかもしれないが、「箸も橋…
牛蒡を食べるのは日本人だけ。蓮根を食べるのは日本人と中国南方の人間だけ、らしい。 その蓮の花は、わが故郷佐賀城の堀にも見事に咲いていた。それが子供の頃の瞼に残る原光景のひとつであるが、明治20年夏、佐賀を訪れた北原白秋も…
日本一の蕎麦「常陸秋そば」の里として知られる常陸太田市から講演を依頼された。 上野から特急「ひたち」で水戸へ、そこから水郡線に乗り換え、さらに上菅谷で乗り換えて常陸太田に到着。駅には、この度のことで声を掛けてくれたK名人…
隣家のインテリ夫人「コンビニで恵方巻の予約をしてきました。先生の分も予約してあります。楽しみにしてくださいね」 隠居中の大御所 暈穀菜「それはありがとう。でも恵方巻って何だろうね?」 隣家のインテリ夫人「なんでも節分の日…
~第一回日中蕎麦学国際フォーラムに出席して~ 日中蕎麦学国際フォーラムに出席して、アジアにおける国際フォーラムの運営は大変だと思った。最大の壁は文字と言葉である。 世界フォーラムなら英語を共通語として採用できるが、日本人…
第5章・ソフトブレーン・フィールド時代(第18回) 《 賀正 》 時代は、千年に一度、百年一度の大転換期を迎えていると云われますが、 2019年が、人類にとって、一歩ずつでもより良い方向に向かう一年となりますように、 心…
~日中蕎麦交流から~ ここ浅草の待乳山聖天(本尊:大聖歓喜天)では毎年1月7日に大根まつりが催されている。以前に一度お詣りに来たことがあるが、浅草に用事があったので、何年ぶりかでまた寄ってみた。 歓喜天のご神体は、どこも…