第611話 花茶にチョコレート♪

中国はお茶の本場であるから、お土産に買って帰ろうと思うが、中国茶の基本的なことが分かっていないから、なかなか選択が難しい。そこで私は、良いお茶を置いてありそうな店を選んで購入することにしている。 これについてはどうも小林…

第610話 ゆく年 くる年

「どうしてお正月があるの?」  11月の初めの1週間、中国へ行った。滞在中の食事は朝昼夜と中国料理だった。中国では普通のことである。帰国後の月末、今度は九州へ用事があって出かけた。ホテルの朝食は、和食コース、洋食コースの…

第608話 大嘗宮にて想う

~ ある小説の完成 ~  蕎麦などの日本食にかかわっていると、結局は『記』『紀』の世界に辿り着く。そこが日本の原点であり、また古代の衣・食・住の宝庫だからである。 その一つが新嘗祭。その年の新穀を神に供えて初めて食べる感…

第607話 わが氏族、千年の流移

~ 父七回忌のお斎にて ~   父の七回忌のため帰郷した。 故郷佐賀市内にある実家はすでに解いて更地にしているため、宿泊はいつも旅館かホテル。今回は近所にあるホテルニューオタニにした。 朝食をとって部屋に戻ろうとしたとき…

第606話 コムラードオブチーズ

日本人はチーズというものを飛鳥時代に初めて知った。そのときの感想が‘醍醐味’であった。しかし、その醍醐味は日本人の舌に合わなかったのか、その後長い間史上には現れなかった。 私もチーズに関心を寄せたのは飛鳥時代のチーズだっ…

第605話 北京・貴州紀行 10

~蕎麦とラーメンの親子関係~  縁あって、跡見学園女子大学のAゼミで「日本の蕎麦は世界一」という話をすることがあった。なかには「ゆで太郎」でアルバイトをしたという人もいらっしゃったためか、あんがい皆さんに蕎麦について興味…

第604話 北京・貴州紀行 9

~なぜ栽培蕎麦は起原地から旅立ったのか?~  「麺類と箸は切っても切れない関係にある」と言ったのは安藤百福だ。 だから私も箸に注視しているが、そんなことから私が「箸や橋に関心がある」と言うと、たいていの人が「ダジャレです…