第197話「俺達は人間 協力はするが 獨立する」
食の思想家たち十七、武者小路實篤 「蕎麦は文化を薬味にして食べるが、うどんは慣習で食べる」、と私は思っている。 それは芭蕉翁が「蕎麦は江戸の水によく合う」と看破した通り、蕎麦が江戸という文化都市で育ったためだろう…
食の思想家たち十七、武者小路實篤 「蕎麦は文化を薬味にして食べるが、うどんは慣習で食べる」、と私は思っている。 それは芭蕉翁が「蕎麦は江戸の水によく合う」と看破した通り、蕎麦が江戸という文化都市で育ったためだろう…
『常勤監査役として』(1999~2004)(その3) 『監査役としての本社全体朝礼スピーチ』 当時ローソン本社では、毎週月曜日に全体朝礼が行われていたが、役員が交代でスピーチをしていたように記憶している。 おそらく現在も…
大むら・大村庵の祖 半日もかけて探していた物が、諦めかけたころにやっと出てきた。どうせ出てくるのなら、初めに見つかってもよさそうなのに、なぜか最後。安易なテレビドラマのようだが、本当のことだ。 千代田区の図書館で…
スカイツリーと富士山が一望できる鎌ヶ谷市役所の屋上が人気だという。それが現代日本の象徴的景観であるからだろう。 そういえば、昔の江戸っ子も誇りにしている景色があったらしい。日本橋から望む江戸城と、駿河の富士である…
食の思想家たち十六、石田梅岩 過日、テレビを観ていたら、あるタレントが「この辺りは昔からうどん文化圏だ」というようなことを言っておられた。 おっしゃりたいことは「ここはうどん圏であって蕎麦圏ではない」ということ…
『常勤監査役として』(1999~2004)(その2) 「監査実施記録など」 この頃ローソンでは、全国に、北海道、東北、関東、中部、関西、中四国、九州の7支社を置き、地域ごとの分権体制が稼動し始めていた。 従来までの、店舗…
☆香で食べる 知人の小山ゆうなさんが演出する舞台『群盗』を見にいった。ドイツ生まれの小山さんだ、ドイツ文学には馴染みがあるのだろう。 開幕までの間、もらったパンフレットを捲っていると、「香り」という文字に目が止ま…
食の思想家たち十五、谷崎潤一郎 美味しさを理屈で説明するとき、たいてい四重の円が描いてあって真ん中から(1)基本味、(2)風味、(3)食味、(4)環境としてあることが多い。 これを「美味しさの構造」というが、(1…