第187話 地 元 力
☆日本語 「生蕎麦」は何と読むのか? と、時々尋ねられることがある。つまり「きそば」か、「なまそば」かというわけだ。答は、お酒の「生一本」と同じ「き」、「きそば」である。 要するに、江戸時代は〝音〟が主の、《読む>書…
☆日本語 「生蕎麦」は何と読むのか? と、時々尋ねられることがある。つまり「きそば」か、「なまそば」かというわけだ。答は、お酒の「生一本」と同じ「き」、「きそば」である。 要するに、江戸時代は〝音〟が主の、《読む>書…
1.料理再現 『最後の晩餐』(1498年完成)はレオナルド・ダ・ヴィンチの大作だ。ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院内にある食堂の壁画(420cm×910 cm)であるが、とかく話題にされている。 【…
最近「つけ蕎麦」という文字や看板を目にするので、モノは試しと入ってみた。一言でいえば、ラーメンの汁の中に蕎麦を入れたようなものである。たぶん大勝軒が始めた「つけ麺」の「麺」が転じて「蕎麦」になったのだろう。 確かに…
食の思想家たち 十二、追悼 石川文康先生 平成25年2月10日、江戸ソバリエ・ルシック講師の石川文康先生が永眠された。まだ66歳、実に早すぎた。 まことに残念であるが、仲間のHさんやKさんと一緒に最後のお別れ…
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 ― 俵 万智 ― こんな衝撃的な短歌がはやったことがあった。 記念日も自他いろいろあるだろうが、次のような話も大事な記念日のひとつである。 ☆2月4…
食の思想家たち 十一、喜多川守貞 『守貞謾稿』という江戸時代の本がある。江戸研究家の必読書のひとつだ。作者の喜多川守貞は本姓石原氏、1810年 (文化7年)に浪華で生まれた。それが1840年(天保11年)に江戸へ移って…
『懐かしのローソン東富士ゲストハウス時代(1994~2002)』(その10) <その他のことども>(その3) 「自己流俳句・『富士百景』より」 私が東富士ゲストハウス館内報に発表した自分なりの俳句は、約350句にのぼるが…
尾崎一雄の小説『かまぼこ娘』に「(かまぼこは)白くってぷくっとしている」という台詞が出てくる。小田原出身である尾崎だから書きたかったのだろうか、たしかにかまぼこはそうだ。白くて艶やかでプルンとした歯ざわり、なのにや…