第107話 匂いの味
☆都内のファストフード店にて あるとき、安さが売り物の全国的居酒屋チェーンで貧しい体験してしまった。 連れの誰かが、サラダを注文した。メニューにはグリーン色で「ヘルシー」と謳ってあった。しかし、運ばれてきたサラ…
☆都内のファストフード店にて あるとき、安さが売り物の全国的居酒屋チェーンで貧しい体験してしまった。 連れの誰かが、サラダを注文した。メニューにはグリーン色で「ヘルシー」と謳ってあった。しかし、運ばれてきたサラ…
<海外視察の思い出>(その2) <DCVS時代(1989~1996)(1) このDCVS時代に私が体験した海外視察ツアーは、ヨーロツパへ2回、アメリカへ5回の計7回であり、通算では12回となった。 ーー1989年10月ー…
蕎人伝13 池大雅 なぜか近ごろはあまり聞かなくなったが、私の若いころは「大陸的」という言葉をよく耳にしたものだった。本来は、小事にこだわらず度量、気はくが大きい人のことを讃えて言うのだろうが、感覚、感情がのん…
蕎人伝12 栄西、道元、円爾 「日常茶飯事」という言葉がある。「普通のこと」という意味である。 この普通の「飯(米)」と「茶」とそれを入れる「食器(磁器)」は大陸から渡来したものであるが、そのうちの「米」は…
蕎人伝11 廣瀬旭莊 江戸末期の漢詩人・廣瀬旭莊に「阿部野」という漢詩がある。 阿部野 興亡千古泣英雄 虎鬪龍爭夢已空 欲問南朝忠義墓 蕎花秋仆野田風 ( 興亡 千古 英雄を 泣かしめ、虎鬪龍…
「蕎麦屋の暖簾、一体あれは何と書いてあって、どんな意味があるのか?」と尋ねられることがある。 【蕎麦屋の暖簾】 答を先に言えば、「きそば=生蕎麦」と書かれてある。江戸時代に「生蕎麦」「生粉打」「手打」という言葉…
蕎人伝⑩河口慧海と氏原暉男 ☆河口慧海師が見た紅い花 明治32年5月中旬のことだった。日本の黄檗僧・河口慧海はネパール・ムスタン地方のムクティナートを経て、ツァランという寒村に足を踏み入れた。彼は仏典の原初形態を…
最近のテレビや週刊誌を見ていると、わが国では今「冷やしグルメ」が流行っているとのこと。 いわく、〔しじみ冷かけ〕〔冷やしとろみ酸辣麺〕〔四川風新冷麺〕〔冷やしお好み焼〕〔ひんやり焼きド〕〔冷やし野菜カレー〕〔冷や…