第694話 人の路 蕎麦の路
『世界蕎麦文学全集』物語 36 邪馬台国の女王卑弥呼に会うために倭国を訪れた中国人一団の第一歩は対馬(現在の三根集落遺跡)であった。その記録『魏志倭人伝』では、対馬についてこう述べている。 ~ 対馬は土地は山が険…
『世界蕎麦文学全集』物語 36 邪馬台国の女王卑弥呼に会うために倭国を訪れた中国人一団の第一歩は対馬(現在の三根集落遺跡)であった。その記録『魏志倭人伝』では、対馬についてこう述べている。 ~ 対馬は土地は山が険…
『世界蕎麦文学全集』物語 35 福岡空港から対馬行の便に乗る。下界を見下ろすと、九州北部と朝鮮半島の間に都合よく飛び石のように位置して対馬が見えた。 対馬は福岡からすぐだった(約140㎞)。元々対馬は海流などから佐賀…
『世界蕎麦文学全集』物語34 江戸ソバリエの天野氏から韓国ドラマ『オクラン麺屋』のDVDをもらったので、拝見した。 《冷麺》を軸として朝鮮民族、父子愛、父の昔の恋、息子の現在の恋が絡んでゆく。なにせ「オクラン」とい…
『世界蕎麦文学全集』物語33 珍しいレシピの料理を食べるのときはまるで軽音楽でも聞くかのように楽しい。 その一方で、いつもの、簡素な《ざる蕎麦》もやっぱりおいしい。緑の風のような爽やかな山葵、濃く光るつゆ。啜る原始…
『世界蕎麦文学全集』物語 32 誰かが、ナイフとフォークはステーキみたいな塊を食うため。スプーンは粥などを食べるためと言っていた。それに加えて、日清食品の創業者の安藤百福(1910~2007)は「箸の歴史は麺の歴史」と…
『世界蕎麦文学全集』物語 31 「分かることとは、分けること」だという。逆に言えば「分ければ、分かる」ということにもなる。分ける作業で最も適切な方法は比較表である。 というわけで、『世界蕎麦文学全集』の海外紀行から…
『世界蕎麦文学全集』物語 30 あやしさに かほる風上 眺むれば 花の波立つ 雪の山里♪ これは明治32年、チベットへ修行に行く途中の河口慧海(1866~1945)が、ネパール北部のツァーラン村(標高3600m)で、…
『世界蕎麦文学全集』物語 29 NYマンハッタンのユニオン・スクウエアからイースト18thストリートを行くと、角にレストラン「Pete’s-Tavern」がある。あのO・ヘンリー(1862~1910)が通ったというほど…