第680話 アルプス山麓ヴァルテッリーナのポレンタ
『世界蕎麦文学全集』物語22 『いいなずけ』(河出文庫)という小説がある。イタリアを代表する作家マンゾーニの作品である。その小説に《ポレンタ》が取り上げられていることは何かで聞いて知っていた。しかし本は上・中・下から…
『世界蕎麦文学全集』物語22 『いいなずけ』(河出文庫)という小説がある。イタリアを代表する作家マンゾーニの作品である。その小説に《ポレンタ》が取り上げられていることは何かで聞いて知っていた。しかし本は上・中・下から…
『世界蕎麦文学全集』物語 21 ロシアの《カーシャ》は前の678話でもお分かりのように庶民の食べ物であったが、そればかりか特別な日にも《カーシャ》は供されていた食べ物だったことを今回はご紹介しよう。 13世紀のロ…
『世界蕎麦文学全集』物語20 俳優の柄本明さん(劇団東京乾電池座長)がTVのある番組でこんなことを言っていた。 子供のころの学芸会の、主役の活躍は別として、脇役のその他大勢もなかな面白い。たとえばある子が自分の番…
『世界蕎麦文学全集』物語19 トルストイに会った徳富蘆花は、1906年(明治39年)7月22日(旧暦)、帰国するためウラル山の西麓のウフア発の汽車に乗った。蘆花は窓の外の流れる景色の中に翁菊に似た白花を見て、こんな歌…
『世界蕎麦文学全集』物語18 ロシアの作家プーシキン、ゴーゴリ、ツルゲーネフ、ドストエフスキー、トルストイ、チェーホフ・・・の名前はご存知であろう。 彼らが活躍した1800年代はなぜかロシア文学の黄金期となり、その…
『世界蕎麦文学全集』物語17 あのアンデルセンが蕎麦の童話(1842年作)を書いている。蕎麦の実が黒いところに注目して、それは雷に打たれたからと想像して創作したようだ。 着目は一見して科学的だけど、答の方は傲慢さ…
『世界蕎麦文学全集』物語16 赤ずきんちゃんの童話を読んだことのない人でも「赤ずきんちゃん」という名前だけは聞いたことがあるだろう。「赤頭巾」というのがインパクトを与えているからだろう。 童話はこうだ。 ~ …
『世界蕎麦文学全集』物語15 だいぶ前にある店で《ガレット》を頂いたとき、「玉子とハムとグリュイエールチーズを使うのが正統派だ」と教えられたことがあった。そのときは「ほ~、そうなのか」と素直に聞いていた。 何年かし…