第670話 乱世です!白居易先生

『世界蕎麦文学全集』物語12  ☆白居易「村夜」   『世界蕎麦文学全集』と題しながら、理屈っぽい話が続いた。そこで今回は、私が世界初の蕎麦文学と位置づけしているものをご紹介しよう。    といっても、蕎麦通の方なら皆さ…

第669話 お蕎麦の食べ方

『世界蕎麦文学全集』物語11  ☆お蕎麦の食べ方  江戸ソバリエは、蕎麦界とくに蕎麦屋さんを応援したいと思っている。蕎麦屋さんを応援するためには蕎麦屋さんに行って、お蕎麦を食べることだ。そして粋にとまではいかなくても、江…

第668話 食の礼儀とマナーから

『世界蕎麦文学全集』物語10  ☆カタカナ文化    蕎麦屋さんなどへ行ったとき、コース料理のときは料理とともに「御献立」が置いてある。また普通のときは一品一品の料理名を書いてある「お品書」が卓の上に置いてあって、客はそ…

第667話 わが猫の思い出から

『世界蕎麦文学全集』物語9 ☆わが猫    わが家はマンションの一階、そのベランダで「ミー・ミー・ミー♪」と子猫の鳴き声がする。覗いてみると三匹の赤チャンが生まれていた。今からおよそ10年以上も前のことだった。その内の一…

第665話 将来の街の光景を

~ 『世界蕎麦文学全集』物語7 ~   1968年ごろダスティン・ホフマン主演の『卒業』という映画がヒットした。それに連れてチャールズ・ウェブの原作も売れ、テーマ曲のサイモン&ガーファンクル「サウンド・オブ・サイレンス」…

第664話 街の蕎麦屋

~ 『世界蕎麦文学全集』物語6 ~    「突然、おまえから電話がくる♪ あのう、そばでも食わないかあ、ってねえ♪」  これは中島みゆき作詩・作曲の「蕎麦屋」という歌の一節である。力強さと優しさと希望の上に、ち…

第663話 蕎麦屋

~ 『世界蕎麦文学全集』物語5 ~   宮尾登美子の『菊亭八百善の人びと』、小泉武夫の『幻の料亭「百川」ものがたり』など江戸の老舗料亭の物語は当時の様子がうかがえて興味深い。     近代の名店ということでは魯山人の「星…