第668話 食の礼儀とマナーから

『世界蕎麦文学全集』物語10  ☆カタカナ文化    蕎麦屋さんなどへ行ったとき、コース料理のときは料理とともに「御献立」が置いてある。また普通のときは一品一品の料理名を書いてある「お品書」が卓の上に置いてあって、客はそ…

第667話 わが猫の思い出から

『世界蕎麦文学全集』物語9 ☆わが猫    わが家はマンションの一階、そのベランダで「ミー・ミー・ミー♪」と子猫の鳴き声がする。覗いてみると三匹の赤チャンが生まれていた。今からおよそ10年以上も前のことだった。その内の一…

第665話 将来の街の光景を

~ 『世界蕎麦文学全集』物語7 ~   1968年ごろダスティン・ホフマン主演の『卒業』という映画がヒットした。それに連れてチャールズ・ウェブの原作も売れ、テーマ曲のサイモン&ガーファンクル「サウンド・オブ・サイレンス」…

第664話 街の蕎麦屋

~ 『世界蕎麦文学全集』物語6 ~    「突然、おまえから電話がくる♪ あのう、そばでも食わないかあ、ってねえ♪」  これは中島みゆき作詩・作曲の「蕎麦屋」という歌の一節である。力強さと優しさと希望の上に、ち…

第663話 蕎麦屋

~ 『世界蕎麦文学全集』物語5 ~   宮尾登美子の『菊亭八百善の人びと』、小泉武夫の『幻の料亭「百川」ものがたり』など江戸の老舗料亭の物語は当時の様子がうかがえて興味深い。     近代の名店ということでは魯山人の「星…

第662話 江戸の蕎麦屋

~ 『世界蕎麦文学全集』物語4 ~  今回は蕎麦関係の浮世絵を紹介したい。浮世絵が『世界蕎麦文学全集』に入るのかと疑問をおもちの方もいるだろうけれど、まあ聞いていただきたい。    日本の絵画というのは、古代の原始的なも…