第145話 5月12日 神田神社、江戸蕎麦奉納
季蕎麦めぐり(七) 蕎麦好きたちは「蕎麦でも食べ行こうか」と誘い合ったりするが、一般には「メシでも食いに行こうか」と声を掛けるだろう。この場合の「メシ」は「御飯」のこととはかぎらない。「コミュニションをもとう」という…
季蕎麦めぐり(七) 蕎麦好きたちは「蕎麦でも食べ行こうか」と誘い合ったりするが、一般には「メシでも食いに行こうか」と声を掛けるだろう。この場合の「メシ」は「御飯」のこととはかぎらない。「コミュニションをもとう」という…
蕎人伝⑯松江重頼 講演会などで「蕎麦は中国から渡ってきた」とお話しても、あまり信じられない。「蕎麦は信州が発祥の地、あるいは信州が本場だ」と思っている人はあんがい多い。その風評の源のひとつが、松江重頼が編した貞門俳…
「嗚呼!阪神大震災」(その2) いま考えてみれば、1995年(平成7年)という年は、日本にとって、歴史的な大転換の年であったのだ。 1990年代に入り、戦後世界を規定していた冷戦構造が終焉するという世界史的激動が進む中で…
季蕎麦めぐり(六) ☆望月の桜 ねがはくは 花のしたにて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ♪ 西 行 死ぬならば、「如月の望月のころ」と願った西行。その日は釈迦入滅の日の二月十五日(旧暦)、新暦でいえば3月…
食の思想家たち五、北大路魯山人 入場券売場も、入口も、大勢の人でいっぱいだった。ここは、ある「食の祭典」の会場である。場内は賑わい、B級グルメとして人気の××や、丼品評会なる食のゲームの箇所は長蛇の列が続いていたし、そ…
☆なぜ日本人だけが啜るようになったのか? 日本人は箸だけで物を食べる民族である。 箸という道具はなかなか便利で、西洋のフォーク、ナイフのような機能を併せもっている。ただスプーン機能だけが弱い。 だから中国や韓…
季蕎麦めぐり(五) 小石川に在す澤蔵司稲荷は「蕎麦稲荷」とも別称され、その伝説は広く知られているが、伝説はⅡ部構成で、よくできていると思う。 【澤蔵司像】 その一、1618年4月7日のこと、伝通院の廓山上人のもとに一…
ある料理番組がNHKテレビで放映されていたが、興味深かったのでついつい見入ってしまった。 内容は、イギリスの料理人ヘストン・ブルメンタール氏が、おいしくない料理の代表格といわれている「機内食」の改善に取組もうとい…