第889話 雑司ヶ谷の蕎麦
第 雑司ヶ谷戸は何かと縁がある所である。その初めは雑司ヶ谷の「和邑」で、落語家の三遊亭圓窓師匠、タレントのタニエル・カールさんたちと座談会を行った(2007年)。2回目は「和邑」さんをあらためて取材し、『蕎麦春秋』誌の…
第 雑司ヶ谷戸は何かと縁がある所である。その初めは雑司ヶ谷の「和邑」で、落語家の三遊亭圓窓師匠、タレントのタニエル・カールさんたちと座談会を行った(2007年)。2回目は「和邑」さんをあらためて取材し、『蕎麦春秋』誌の…
ここのところ浅草の「蕎亭大黒屋」さんを続けて訪れたので、拙いながら最高の大黒屋蕎麦膳をご紹介したい。 ☆1月7日、《七草蕎麦粥》 1月7日は「七草の節供」、正式には「人日」といい、《七草粥》を食する慣習がある。しかし…
~麦の伝來研究のために~ 今日の江戸(旧寺方)蕎麦研究会では、伊藤汎先生(麺類史研究所 所長)のお話をうかがった。 先生の話の筋は、日本に麦が入ってきたのは『宋書』のいう「倭の五王」の時代であるというものである。…
江戸蕎麦にとって朝鮮の麺は兄貴分のようなところがあると思っている。だから、朝鮮の食には日ごろから大いに関心を寄せていた。 そんなとき、味の素食の文化センターから「朝鮮半島の食文化」のセミナーのお知らせをいただいたので…
今日は太陽暦で2月19日(月暦では一月二十九日)、朝から小雨が降っていた。 和食文化国民会議の新春講演会が、「今日は二十四節気の雨水になりますね」という言葉から始まった。主題は「五節供と正月行事」。講師は東洋大学の…
江戸ソバリエかすや会の「出汁の勉強会」に参加した。 参加者はソバリエを中心に14名、会場は北池袋長寿庵(江戸ソバリエの店)だった。 先ずは、糟谷代表により、下記四種の出汁勉強会の趣旨説明があって、試飲試食が実施され…
☆更科蕎麦 第25回目の更科堀井の会を開いた。 当協会は、江戸蕎麦の代表の一つといえる更科蕎麦を中心にして、江戸地産の江戸東京野菜を材とした「更科蕎麦と江戸野菜を味わう」会を継続して開催している。 献立レシピは料…
☆昨日の台所 江戸初期に日本で最初の外食店が誕生したのは台所の事情によるものだった。 料理するには火と水が必要である。その設備が竈と流し台。これは現代も同様である。このうちの火は自分の意志で熾すことができるから、昔…
~ DNAの研究から ~ NHKで「日本人とは何者か?」という番組をやっていた。 私も拙著『新・みんなの蕎麦文化入門』を「第1章われわれは何処から来たか」から始めていたので、あらためて見てみた。 ☆縄文人∔弥生人∔…
平成六年一月、江戸ソバリエ倶楽部の新年会が日本橋で開かれた。 岸間健貪さん(江戸ソバリエ)の「蕎麦猪口」の話があった後、参加者64名の懇親会となった。 多くのソバリエさんたちとお話しているなかで、「奥」さんが「最近…